【日進町の歯医者】インプラント周囲炎とはどんな症状?
こんにちは。
日進駅から徒歩7分の歯医者【大木歯科医院】です。
インプラント周囲炎は、歯周病ととてもよく似たお口の病気です。
簡単にいうと、天然の歯に起こる病気が「歯周病」、インプラント治療をした部分に起こる病気が「周囲炎」です。
どちらも同じような症状ですが、異なる点もあります。
また、インプラントを長く使っていただくためには、インプラント周囲炎がどのような病気であるのか知っておくことが大切です。
今回は、インプラント周囲炎の症状についてお話しします。
歯周病と同じ症状?インプラント周囲炎の症状とは
歯周病と周囲炎はどちらも、歯の周囲に歯垢が付着することで引きおこる病気です。
歯垢1mgの中には1億個以上の細菌が含まれており、細菌が出す毒素によって、歯ぐきを炎症させます。
(参照:厚生労働省e-ヘルスネット「歯周病とは」歯周病の原因」より) >
症状が進行すると、歯ぐきの奥深くまで細菌が侵入し、歯やインプラントを支える骨を溶かします。
厚生労働省の調査では、35~69歳の7割に何らかの歯周病の症状があることが報告されているのです。
(参照:厚生労働省「歯周病罹患の現状と対策について」歯肉に所見を有する者の割合p1より) >
しかも、インプラント周囲炎は、歯周病とくらべると、
・細菌感染しやすい
・感染後の進行するスピードが速い
・重症化しやすい
という点で違いがあり、周囲炎は歯周病よりも気をつけなければならないのです。
そこで、歯医者ではインプラント治療後に、周囲炎を予防して長くインプラントを使っていただくために、定期メンテナンスの機会を設けています。
定期メンテナンスに通ってインプラントを長持ちさせよう
インプラントは、10~15年は問題なく使えることが判明していますが、実際に治療受けた患者さんのアンケート調査では、20年との回答がもっとも多いこともわかっています。
(参照:厚生労働省「歯科インプラント治療指針」13.歯科インプラント治療と予知性p13より) >
つまり、インプラント周囲炎は、歯周病と同じように予防することができるのです。
土曜も18時半まで診療している【大木歯科医院】では、末永くインプラントを使っていただけるように、力強くサポートいたします(2024年2月現在)。
インプラント周囲炎の予防について詳しく知りたい方は、お気軽にご相談ください。