【日進エリアの歯科口腔外科】親知らずは抜かなきゃダメ?~抜歯を検討する場合とは~
こんにちは。
日進駅から徒歩7分の歯医者【大木歯科医院】です。
親知らずは、永久歯が生え揃ったあと20歳前後で生えてくる歯です。
生えない場合もありますが、生え方は人によってさまざまで、歯科医に「親知らずは抜きますか?」と聞かれたことがある人もいらっしゃるでしょう。
しかし、親知らずは、必ずしも抜く必要はないのです。
今回は、抜歯を検討したほうがいい親知らずについてお話しします。
親知らずを抜歯したほうがいいケース
次のような場合は、抜歯を検討したほうがベストです。
・むし歯になっている
・痛みや腫れをくり返している
・斜めや横向きに生えている
・親知らずの手前の歯がむし歯になっている
・親知らずが圧迫して歯並びを悪くしている
中途半端に生えている親知らずは、歯磨きがしにくくなり、歯垢(プラーク)が溜まりやすくなります。
歯垢は、むし歯菌や歯周病菌も含む細菌のかたまりで、歯垢1mgの中には1億個以上もの細菌がひそんでいるのです。
(参照:厚生労働省e₋ヘルスネット「歯周病とは」歯周病の原因より) >
そのため、親知らずの周りの歯ぐきに炎症が起きやすく、場合によっては顎の関節の周囲まで炎症して痛むことがあります。
このような親知らずが原因で起こる炎症を「智歯周囲炎」といって、症状が進むと顔が腫れたり、口が開けにくくなったりすることもあります。
智歯周囲炎は、親知らずが生え始める20歳前後に多く発症する病気です。
しかも、何度もくり返すケースが多いため、このような場合は抜歯をすすめることが一般的なのです。
抜歯しなくてよい親知らずとは?
真っすぐに生えている親知らずや、完全に歯ぐきの中に埋まっていて違和感がなく、ほかの歯に影響を与えていない親知らずは、抜歯をする必要はありません。
腫れる・痛む親知らずは歯科口腔外科へ
何らかの症状が出ている親知らずは、やはり抜歯を検討したほうがいいでしょう。
ただし、痛みが強い場合はすぐに抜歯することはできません。
お薬で痛みが落ち着いたあとに抜歯をしますので、まずは歯科医と相談しましょう。
土曜も18時半まで診療している(2024年2月現在)【大木歯科医院】は、複雑に生えた親知らずの抜歯にも対応いたします。
全身の状態に配慮しながら治療を行いますので、一度、ご相談ください。