【日進町の歯科口腔外科】舌が痛い!これってなんの病気?
こんにちは。
日進駅から徒歩7分の歯医者【大木歯科医院】です。
舌がピリピリする、チリチリするなど、痛みを感じたことはありませんか?
数日で治ってしまえばそれほど心配はありませんが、痛みが長引く、くり返し痛くなる場合は何らかの病気がひそんでいるかもしれません。
今回は、「舌に痛みを感じた場合に考えられる病気」についてお話しします。
舌が痛いときに考えられるお口の病気
舌が痛いときは、次のような病気の可能性があります。
・口内炎
・舌がん
・口腔扁平苔癬(こうくうへんぺいたいせん)
・口腔乾燥症
・舌痛症
口内炎
口内炎は、小さくて白い潰瘍(かいよう)ができて強い痛みも伴います。
通常は、数日~2週間程度で治ることがほとんどです。
しかし、症状が長引く、何度も繰り返す、口内のいたる部分にできているなどの場合は、自己免疫疾患や初期の糖尿病の可能性もあります。
このような症状の場合は、内科の受診もおすすめいたします。
舌がん
2週間以上治らない口内炎は、舌がんの可能性があります。
2017年の全国がん登録報告によると、舌のつけ根のがんは659例あるのに対し、舌のそれ以外の部位のがんは5047例と圧倒的に多いため、舌の両脇や中央・先端などの口内炎には注意しましょう。
(参照:厚生労働省「全国がん登録報告2017」付表1.罹患数、部位割合〈%〉粗罹患率〈人口10万対〉年齢調査罹患率〈人工10万対〉累積罹患率〈%〉詳細部位別、性別p57より) >
特に、舌のふちに固くしこりがある口内炎ができた場合は、早めに歯科口腔外科を受診してください。
口腔扁平苔癬(こうくうへんぺいたいせん)
口腔扁平苔癬は、難治性の慢性炎症疾患です。
しかも、症状の現れ方は白色・紅斑・びらん・潰瘍・水疱などがあり、複数の症状が出ることもあります。
口腔乾燥症
口腔乾燥症とは、一般的にいうと「ドライマウス」のことです。
軽度な症状の場合は、チリチリやピリピリ程度の痛みですが、重症化すると舌がひびわれ、強い痛みを伴うこともあります。
舌痛症
舌痛症は、舌に明らかな異常が見られない病気です。
炎症や潰瘍(かいよう)などは一切なく、ピリピリ、チクチクといった痛みだけを感じる症状になります。
舌のさまざまな症状を診断・治療する歯科口腔外科は大木歯科医院へ
舌の痛みや違和感があるなどの症状が長引く場合は、自己判断せずに歯科口腔外科を受診しましょう。
土曜も18時半まで診療している【大木歯科医院】では、お口のさまざまな症状を診断・治療しています。
舌がんなど診断の結果によっては専門の病院を紹介しますので、一人で悩まず、一度、ご相談ください。